いとしま菜の花プロジェクト

いとしま菜の花プロジェクトの、 活動報告や、今後の予定などをお知らせしていきます。

2011年12月

サンタさんのプレゼント

2011年12月25日。

サンタさんは素敵なプレゼントをくれましたね。

ご存知の通り、昨11時に、玄海原発4号機が定期点検に入ったと同時に、九州のすべての原発が停止しました!

今まで、ずっと願っていたことが現実に起こっている…なんだか、じわじわといろんな思いが沸き起こってきます。

 

と同時に、これまで耳が痛くなるほどいわれ続けてきた「原発なくなると電気が足りない」というパラダイムって、一体なんだったんだろう?と思います。

節電だ何だと言われながら、街は例年と同じようにクリスマスのイルミネーションがキラキラと瞬いているし、

九電の電力予報(今後6時間予報)も「電力使用量は80%程度。今後も安定した状態でしょう。」と出ています。

 

えっ?だったら、今までだって、原発なくても大丈夫だったんじゃん!

と思うのは、私が素人だからでしょうか?

でも、どう考えても、あれだけの莫大なリスクを抱えてまでも維持しなくてはならない原発の意義が、私にはまったくわかりません。

 

こうして、原発がすべて止まったことで、はっきりとわかったことは、

「原発なくても、私たちは暮らしていける」ということです。

そして、このことに限らず、私たちは、世間やマスコミや一部の人によって都合のよいように作り上げられた勝手な言いがかりによって、自分の意志とは違う「パラダイム(ある時代に支配的なものの考え方、認識の枠組)」を刷り込まれているのだということに気づかされます。

 

でも、そのパラダイムに気づくことで、私たちはそれをシフトすることができます。

 

この1225日を機に、一人ひとりがその塗り固められたパラダイムの存在に気づき、

「なくたって、こんなにHappy!」と未来をポジティブに生きる為の新たな視点を持つことができたらいいなと思います。

 

そう。その為の絶好の機会を私たちはもらいました。

 

それをどう活かすかは、今を生きる私たちに委ねられています。

 

 

 

折しも、昨夜は新月。

生きとし生けるすべてのいのちにとって、キラキラと輝く未来へのスタートとなりますように…。




アジアの樹

長谷川健一さん(飯館村・酪農家)講演会@龍国寺

先週の12月8日、龍国寺で飯館村の酪農家・長谷川健一さんの講演会が開かれました。
その様子がYouTubeにアップされていますので、ご紹介します。

 


長谷川健一さん講演会

「ふるさとを追われて」~飯館村・酪農家の叫び

http://www.youtube.com/watch?v=94MLU5t6ny0

 


*YouTube用に、序盤のドキュメンタリー映画、質疑応答、最後に会場で合唱した「ふるさと」は割愛されています。

 


 


もともとは「日本一美しい村」の認定まで受けていた飯館村。

合併問題が浮上した時にも「ないものねだりではなく、今あるもので十分豊かに暮らせるんだ!」という高い住民意識で合併を回避し、飯館ブランドを立ち上げ、住民がわが村に誇りを持ちながら力を合わせて生きてきた…そんな村だったそうです。

 


原発からの距離、風向きを含めた地理的環境、そして、豊かな自然と先祖から受け継いだ知恵が織りなす美しいふるさと

…長谷川さんのお話しを聞きながら、飯館村と糸島が重なってみえました。

 


講演会が開かれた12月8日はお釈迦様が悟りを開かれた日、真珠湾攻撃が始まった日にちなんだ「反戦の日」、そしてジョン・レノンの命日でした。

このような意味深い日に、糸島で長谷川さんのお話しを聞けたこと…それは、とても大きなメッセージだったと受け止めています。

 


ぜひ、ご覧ください。



アジアの樹

肥田俊太郎さん講演会

今週末に開かれる肥田舜太郎さんの講演会をご案内いたします。
肥田先生は、3.11以前より、低被ばくの人体への影響について地道に訴え続けて来ら
れた方です。

17
日の佐賀会場では、託児もあると聞いています。
ぜひ、会場に足をお運びください。


アジアの樹


*****
(転送転載歓迎)*****

「講演会のお知らせ」

肥田 舜太郎さん 講演会
  「もう無関心ではいられない
     
まだ、間に合います。
     
被爆医師の魂の言葉を、今こそ」

  ◆
12月17日(土)13:00開場 13:30~16:30
  ◆
佐賀県駅北館 3階ホール
  (佐賀市神野東 2-6-10、佐賀駅北口から徒歩5分、九電佐賀支店の北)
  ◆
参加費:500円(高校生以下無料)
  ◆
主催:玄海原発プルサーマル裁判の会
      佐賀市伊勢町 2-14 
      http://genkai.ptu.jp/
  メール:saiban.jimukyoku@gmail.com
  電 話:0952-37-9212 
   FAX  :0952-37-9213
       080-5254-6866(江口さん) 090-3325-0651(於保さん)


  翌日に福岡でもあります
12月18日(日)13:30開演 アクロス福岡大会議室(7階)
参加費:予約800円 当日1000円    
  問合せ:092-843-0137(田中さん)


福島で起きてしまった原発大事故。
放射性物質が今も空を、海を、大地を汚し続ける。
原爆を落とされた直後から広島で被爆者救援活動を行なってきた医師がいます。
「原発も原爆も一緒だ」と警鐘をならし続けてきました。

『皆さんがこれから、これからの自分たちの生涯、これから皆さんが持つ子ども、
孫、その上に放射線の恐ろしさや不安を絶対にさせないような国にこの国をつくりか
える、これがわたくしが一番大切なことだと思っています』(肥田氏の言葉より。
2011
424日、広島の集会にて)

講師略歴
1917年 広島生まれ。
1944年 陸軍軍医学校を卒業、軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。
1945年 広島にて被爆。被爆者救援にあたる。全日本民医連創立に参加、埼玉民
医連会長などを歴任。
のべ64年間、6000人を超える被爆者の診察を続けた。
原爆症認定集団訴訟において、肥田先生の著書 「死にいたる虚構」 及び 「放射線
の衝撃」 は科学文献として引用された。
30数カ国を遊説、被爆医師として被爆の実相を語り、内部被曝、微量放射線・低線
量被曝の危険性と核兵器廃絶を訴え続ける。
現在、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)顧問。
著書に 『ヒロシマを生きのびて』(あけび書房)、 『内部被曝の脅威』(鎌仲ひと
みさんと共著、ちくま新書)など。

プロフィール

itonanohana

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