いとしま菜の花プロジェクト

いとしま菜の花プロジェクトの、 活動報告や、今後の予定などをお知らせしていきます。

2012年03月

原子力は「減思力」

副読本に関する朗報です♪
菜の花のメンバーが、とても勇気の出る情報をくれました。

福島大学の教員有志による放射線についての副読本PDF
https://www.ad.ipc.fukushima-u.ac.jp/~a067/FGF/FukushimaUniv_RadiationText_PDF.pdf
サブタイトルが「減思力げんしりょくを防ぎ,判断力・批判力を育はぐくむために」(

これ、ぜひ、見てください!
文科省が作成した副読本の問題点をぴしゃりと指摘しているのはもちろん、私がとても共感したのはサブタイトルにもあるように、「情報を鵜呑みにしない判断力は批判力を育むこと」を目的としていること。

「はじめに」のところにもこう書いてあります。

「今回の原発事故で教訓とすべき点の一つは、偏重した教育や広報により国民の公正な判断力を低下させるような、いわば〝減思力"を防ぐことです。」と

しかも、「もちろん、この副読本も、批判的に読んでいただいて結構です。」とまで書かれています。
私は、この副読本の作成者たちの誠意がこの一文に現れていると感じました。


そう。
原発をここまで推進してきたのも、東電福島第一原発事故を引き起こしてしまったのも、私たち一人ひとりが自分のいのちにも関わるような大きな問題を誰か任せにしてきたことに責任の一端があると私は自責しています。
けれど、一方で、それまでの教育や電力会社の広報、マスコミが、市民の公正な判断力を意図的に低下させるような構造が背景としてあったのも事実です。

それに気づいた今、これからやるべきことは、そんな今までの教育やマスコミに対する「リテラシー」(批判的に読み解く力)を育てることだと思うのです。

ただ、「批判」という言葉に対して、日本人の多くは、ネガティブなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
かくいう私も、決して得意なわけではありません。
表立って批判されると、それが自分という人間を否定されているような被害意識が作用してしまいます。

けれど、この副読本には、その件に関しても丁寧にページを割いています。

p11<判断力・批判力をはぐくむために>

…ここで必要な「批判力」とは、単に否定的にとらえるということではなく、正しいかどうかなどをよく吟味し、判定できる思考力のことを意味します。…

…教育ではぐくむべきは「判断力」であって、一つの見方を刷り込んでいく「洗脳」ではないはずです。私たちは、判断力や批判力を育んでいけるような機会を実現していくことが求められます。…



批判することは否定することではない。もちろん、相手自身を非難することでもない。
それは、よりよい形を共に作り上げるための建設的な手段。

私は、自分の子どもに「自分の感覚や意見、考えを大事にしていいんだよ」「感じたこと、自分が大事だと思ったことは、ちゃんと伝えていいんだよ」と伝えていきたいです。
であれば、それを、まずは、親である私が、大人である私が、自分の行動として示していきたいと、強く思いました。


副読本を巡る様々な問題は、単に放射線への危機意識の在り方を問うだけではなく、私たちがこれから望む社会をどう作っていくかにおける「教育の役割」についても深く問うているのだと思っています。

チューリップ




風の樹










 

副読本、糸島市公民館は回収!

先日来、ずっと気になって調査している文科省作成の「放射線副読本」ですが、なんと、文科省は、学校のみならず、全国の公民館や図書館に90万冊をすでに配っているようです。
(そんな予算があるなら、他に回してほしい…)

ところが、糸島市では、「中身を確認しておらず、内容に賛否があるため」独自に回収しています。

その件が、3月24日の朝日新聞に取り上げられていました。

朝日副読本記事0324

糸島すごい!
…と、私は、この教育委員会の判断を評価したいと思います。


これを機運として、ほかの自治体でも、副読本の存在とその内容の問題点に気づき、回収の動きが広がってほしい!そして、学校でも回収する動きにつながってほしい!と願っています。


フクシマのうそ


田中優さんから届いた情報です。

これを見たら、目が覚めます。
がれき問題も、単なる目くらまし作戦…本当は追求しなくてはならない矛先をうまくはぐらかしているだけに思えてなりません。

ぜひ、見てください。

□◆ 田中 優 より ◇■□■□

 

「福島原発や原発のことは、このビデオを見てから話した方がいい。

ものすごい内容です。

 

 出てきているのは日本人がほとんどなのに、なぜ私たちは日本の

メディアから聞くことができないのか。

 

特に管直人の話は首相だというのに我々程度の情報しか得ていなかった

ことに驚きます。というより、インターネットで探し続けていた我々の

方が多くの情報を得ていた。彼は防災センターに入ったせいで、情報

から遮断されてしまっていたのです。

 

 その根本に何が存在するのか、ぼくとしてはこのレベルまでは知って

から話をしてほしいと思います。

 

日本語字幕がありますから、安心して見てください。」

 

「ドイツZDF フクシマのうそ」(29分間)

http://www.dailymotion.com/video/xpisys_yyyzdf-yyyyyyy_news

ぶんぶんCafé「春分ドリームマップ作り」



IMG_3702



庭のサクランボの花が満開!

 

そんな春日和にふさわしく、明日のぶんぶんCaféでは「春分ドリームマップ」をつくります。

 

ドリームマップとは「夢への地図」。

こんな暮らしがしたい!こんな夢を実現したい!など、将来なりたい自分の姿をイメージし、台紙の上に写真などをコラージュしていくものです。

「なりたい自分」を明確にイメージ&ビジュアル化し、周囲に公言することで、夢の実現を可能にしやすくなると言われています。
http://www.dream-map.info/



このドリームマップは、春分の日の直後の新月に行うと、より効果的といわれているのですが、

なんと、明日3月22日が、まさにその日!

新月がおひつじ座に位置する明日は「新たな始まり」「自己実現」に関するパワーが最も作用しやすいといわれています。


ちなみに、私は、昨年の旧正月に仲間とドリームマップをつくって、部屋に貼っていますが、不思議とその通りになっているんですよね。
その時は何気ない選択だった写真に、実は、自分の潜在意識が色濃く投影されていたりして、
後になったら、あ~こんな意味があったんだ!とか、気づかされることも多く、その奥深さを実感している私です。
(作成時は、もちろん震災前だったのですが、なぜか風力発電の写真を貼ってました!)

*昨年ドリームマップを作った時の様子がブログに残っていましたので、参考までに
http://blog.livedoor.jp/tete2010/archives/51687160.html



ま、余りかたいことは考えずに、持ち寄った雑誌を見ながら、わいわいと世間話したり、夢を語り合ったりするだけでも楽しいですよ。

 

 

●○●ぶんぶんCafé「春分ドリームマップ作り」○●○

 

とき:322日(木)1030

ところ:みつばちおうちえん

    http://38nagaya.seesaa.net/ 


<持ってくる物>

 

・切り抜いても構わない雑誌やチラシ、写真など(ジャンルは問いません。むしろ、多様なジャンルがあった方が、イメージが膨らみやすいです)
・はさみ
・のり
・ペンなど
(台紙はこちらで用意します)


*参加費は無料ですが、1オーダーにご協力下さい。

*お子様づれでどうぞ!(一緒に作業できます)

 

チェルノブイリハート上映会&中村隆市さんトークCafé

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3月10日(土)、チェルノブイリハート上映会&中村隆市さんトークCaféが開かれました。

なかなかハードな内容の映画に、どれだけの人が集まってくれるのだろう…と、内心、心配していたのですが、何と100名を超す人が集まってくれました!
ありがとうございます。

この映画は、何度見ても、胸が詰まります。
大人の身勝手な選択が、何の罪もない子どもたちに犠牲を強いていること、その影響は今もなお続いているという現実。それがこれからの日本の姿と重なり、心が折れそうになります。
もちろん、この映画で起こっていることが、すべてこれからの日本に起こるぞ!と不安を掻き立て隊わけではありません。
ただ、それが起こってもおかしくないほどの深刻な事故を、この日本で起こしてしまったという現実に、私たち大人はもっと正しい危機感を持って向き合わなくてはならないと思っているのです。

そういう意味でも、この映画が今の私たちに伝えるメッセージは大きいと思っています。

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また、後半は、中村隆市さんをお迎えして、深い話をお聞きしました。

最初に紹介してくださったのは、セヴァン・スズキによる「伝説のスピーチ」
http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg

彼女は、12歳の時に、リオで開かれた環境と開発に関する国連会議(地球サミット)で、集まった世界の指導者たちにこう語るのです。

(前略)

「こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。まだ子どもの私には、この危機を救うのになにをしたらいいのかはっきりわかりません。でも、あなたたち大人にも知ってほしいんです。あなたたちもよい解決法なんてもっていないっていうことを。」

「どうやって直すかわからないものを、これ以上こわしつづけるのはやめてください。」

(略)

「父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。しかしあなたたち大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。しかし、いわせてください。もしそのことばがほんとうなら、どうか、ほんとうだということを行動でしめしてください。」

+++

このスピーチは、今から20年前に語られたものです。
けれど、ここで語られていることは、そのまま20年たった今にも通じるメッセージだと思います。
また、映画に出てきたベラルーシの子どもたち、そして、福島の子どもたちの思いを代弁するかのような響きさえ感じます。

そう。
環境、開発、エネルギー、戦争、貧困、食糧etc・・・目に見える事象は違っても、その問題の根本にある構造は、すべて同じ。
それは、一部の大人の私利私欲、そして権力と経済を独占したいが為に作られたしくみの中で、何の罪もない市民や子どもたちなどに多くの犠牲を強いているということ。
そして、引き起こしてしまったことに対する責任を一切に取ろうとしない大人の身勝手さと無責任さ、それを容認している社会の歪み。

伝説のスピーチに続く中村さんのお話は、今起こっている原発の問題を、もっと大きな視点でとらえ、その問題の構造に気づくことと、それに対して「おかしい!」と声を上げることの大切さをわかりやすく伝えてくれました。

中村さんの話によると、「1週間の中で、会話の中に社会的な話題が出てきたかどうか?」を世界的に調査したところ、「はい」と答えた人の割合が25%以下の国(つまり4人に1人以下しか話題にできていない)は、問題あり…という統計があるそうなのですが、なんと、日本はわずか6%だったそう。

つまり、原発についても、原発そのものはもちろん大きな問題ですが、私たちの命と暮らし、そして、子どもたちの未来ににかかわるような重要なことを、日常の会話にしてこなかったそれまでの「世間」にも問題があると思うのです。
中村さんは、「これからは、社会的な話題をもっと気軽に会話にできる文化を作ること。一人ひとりが賢く選択していくための力をつけること。そうして、市民力を高めることが大切」とおっしゃっていました。

その他にも、原発は事故が起きなくても危険なこと、ウラン鉱山での被ばくのこと、内部被ばく・低線量被ばくの危険性について、玄海原発とその周辺の健康被害について、CTスキャンなど医療被曝のこと、放射線副読本のこと、食糧汚染のこと、がれきのこと等など・・・話は続き、予定時間があっという間に過ぎてしまいました。

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最後に、冒頭のセヴァン・スズキさんが2児の親になった現在の映像をみせながら、「一人ひとりが自分の暮らしを大切に守り、充実して生きていくこと。」の大切さをメッセージとして残してくれました。


中村さん、集ってくださった皆さん、どうもありがとうございました。

明日は3.11…という日に、こうした場を皆さんと持てたことで、今の現実を直視しつつ、また、前に進む勇気をもらえたように思います。

最後に、アンケートに残された感想をいくつか紹介しますね。

+++

・映画はじめから、とても胸がつまりました。生きることに真剣にまじめに取り組みたい。本当にそう思いました。知るということは大きなことです。自分が、これから、今からどう生きていくのかで未来は変わると思い、行動していきます。

・映画と中村さんのトークを通して、子どもの未来のためい私たち大人がすべきことは何かを真剣に考えていきたいと思いました。本当に今日は来てよかったです。

・チェルノブイリの現実と、今、日本が置かれている立場をもっともっと多くの方に知っていただきたいです。

・自分の暮らし方(衣食)の在り様をさらに見つめなおしたいと切に思った。

・生活に根差した運動をされている言葉に胸をうたれました。セヴァン・スズキさんのメッセージが感動しました!

・より強く意思を表現していこうと思った。

・大人の責任を果たすことの具体的な行動が明確になった。まずは、年齢の低い子から順に安全な食べ物を!

・子どもや未来に対する大人の責任を感じました。

・おかしいことをおかしいと声を出さない市民。自分はそのひとりであり、意識を変えなければならないということを改めて気づかされました。

・初孫が生まれました。当たり前の暮らしを続けていけるように声を出して、政治の話をしよう!

・未来に責任を持って、原発をどうするか決めるのは我々です。

+++++

また、アンケートを書く時間がなかったから、代わりにブログで報告しました…という方も。

http://umibe-yoga.jugem.jp/?day=20120312



このように、一人ひとりの意識・行動の変化から生まれでてくるものに、明日の希望を感じます。

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