2011年12月25日。

サンタさんは素敵なプレゼントをくれましたね。

ご存知の通り、昨11時に、玄海原発4号機が定期点検に入ったと同時に、九州のすべての原発が停止しました!

今まで、ずっと願っていたことが現実に起こっている…なんだか、じわじわといろんな思いが沸き起こってきます。

 

と同時に、これまで耳が痛くなるほどいわれ続けてきた「原発なくなると電気が足りない」というパラダイムって、一体なんだったんだろう?と思います。

節電だ何だと言われながら、街は例年と同じようにクリスマスのイルミネーションがキラキラと瞬いているし、

九電の電力予報(今後6時間予報)も「電力使用量は80%程度。今後も安定した状態でしょう。」と出ています。

 

えっ?だったら、今までだって、原発なくても大丈夫だったんじゃん!

と思うのは、私が素人だからでしょうか?

でも、どう考えても、あれだけの莫大なリスクを抱えてまでも維持しなくてはならない原発の意義が、私にはまったくわかりません。

 

こうして、原発がすべて止まったことで、はっきりとわかったことは、

「原発なくても、私たちは暮らしていける」ということです。

そして、このことに限らず、私たちは、世間やマスコミや一部の人によって都合のよいように作り上げられた勝手な言いがかりによって、自分の意志とは違う「パラダイム(ある時代に支配的なものの考え方、認識の枠組)」を刷り込まれているのだということに気づかされます。

 

でも、そのパラダイムに気づくことで、私たちはそれをシフトすることができます。

 

この1225日を機に、一人ひとりがその塗り固められたパラダイムの存在に気づき、

「なくたって、こんなにHappy!」と未来をポジティブに生きる為の新たな視点を持つことができたらいいなと思います。

 

そう。その為の絶好の機会を私たちはもらいました。

 

それをどう活かすかは、今を生きる私たちに委ねられています。

 

 

 

折しも、昨夜は新月。

生きとし生けるすべてのいのちにとって、キラキラと輝く未来へのスタートとなりますように…。




アジアの樹