2012年5月5日。
今日はとびっきりうれしい日。
なぜって、もちろん、子どもの日だから。
そして、日本中のすべての原発稼働が0になった記念日だから。
歌手の加藤登紀子さんらが
「緑のこいのぼりで、原発0をお祝いしましょう!」と呼びかけられています。
●グリーンアクティブ
http://greenactive.org/koimidori.html
我が家でも、庭に緑のこいのぼりを並べて、お祝いしました。
新緑の季節、雲ひとつない空にたなびく緑のこいのぼり…
すがすがしい風が私の中を通り抜けていくようでした。
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原発が0になったのは、1970年以来だそうです。
私は1970年生まれ。つまり、私は、原発とともに年を重ねてきたのですね。
個人的な話になりますが、私は子どもを出産するときに「子どもは自らうまれる時を選んでいる」と感じました。
そうであれば、私自身も、自ら1970年という時を選んで生まれてきたのかもしれません。
単なる偶然かもしれないけれど、私がこの世に生まれてきた意味を、遠い記憶の中に自問する一日でもありました。
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子どもの日。
それは、子どもたちの健やかな成長をお祝いする日。
そんな今日という日に、原発が0になったことは、何よりものお祝いだと思います。
なぜなら、原発や放射能は、子どもの健やかな成長を脅かすものだから。
自然界にあるすべてのいのちと共存できないものだから。
原発はいらない。
なくても大丈夫。だって、ほら、今日はこんなに美しい。
子どものためだけでなく、かつて子どもだったすべての人のために、
今日という日と、この日が永遠に続いていくことを心から祈りました。
風の樹
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