8月5日。
朝倉市杷木・志波地区の子ども30名と保護者20名が糸島へやってきました。
先月の豪雨によって、甚大な被害を受けた同地区では、小学校の体育館横ののり面が崩壊。学校は存続不可能となり、子どもたちは夏休み恒例のプールも取りやめとなりました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170718-00010006-nishinpc-soci
復旧活動が最優先とされる日々、子どもたちの楽しみや遊びなどは、どうしても後回しになってしまいます。
先月、現地を訪れた時(実は、私の故郷でもあります)、PTA会長をしている同級生が「子どもたちが遊べんでかわいそう…」とポツリ。そっかぁ、ならば、せめて一日だけでも、志波を離れ、思いっきり楽しめるそんな日を作れたいいな…と思っていたところ、有り難いことに、LUSHから緊急支援の寄付をいただけることとなり、この一日が実現しました。
準備期間、わずか1週間。
まぁ、半分くらいが来れたらいいかな…くらいの思いだったのですが、結果、集まったのは、ほぼ全校児童という数!しかも、保護者も一緒に参加してくれることになり、びっくりやらうれしいやら…。
そして、迎えた当日。
まずは、牧のうどんで昼食。
人懐っこい志波っ子たち。恥ずかしがることもなく、むしろフランクにどんどん話してくれる。カメラを向けると、すぐに人だかり…(笑)
昼食後は「ロバのオンガッカイ」へ。
たまたま、糸島で企画されていた催しですが、主催の友人(菜の花プロジェクトのメンバーでもあります)が、オンガッカイへの優待を快く受けてくれました。
古典楽器が織りなす音。どこか懐かしく、どこか新しく、ふと夢の中に舞い込んだような不思議なオンガッカイでした。
フィナーレでは、たまたま、志波の子が指名されステージへ。楽しそうだったなぁ…♪
そして!
みんなが待ちに待ってた海へ!
もう、待ちきれない思いが全身からあふれてて、Fun!Fun!Fun!…と、喜びがはじけてました。
ひとしきり海で遊び、スイカ割りでは、子どもも大人も一緒になって、笑い転げ…。
「こんなに腹から笑ったのは、久しぶりだなぁ…」と話していたお父さんの言葉が、印象に残ってます。
復旧、復興、やらねばならないことは目の前に山積み。
みんなが大変な中「自分だけが楽しんでは…」と楽しみを自主規制してしまいがちな日々。
子どもに我慢を強いていることに、どこか罪悪感を感じつつも、大人も精一杯の非日常的日常。
・・・そんな時こそ、よそ者の役割があるのかもしれないとも思います。
折しも、あの日からちょうど1か月。
どんな時にも、どんなことがあっても、人は人を想う。
その想いのひとかけらが、いつしか、どこかで、
あの子たちの小さな力に変わっていけますように…。
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